代表挨拶

代表産業医の廣田 雄輔(ひろた ゆうすけ)です。
「大切な会社だから、大切な社員のために、本気の産業医を選びたい。」そのような想いに応える産業医を目指しています。
私は元々は病院で働く臨床医でした。現在は産業医を主要な業務とし、非常勤で診療をしています。病院での専門である生活習慣病は、働き方と密接に関係しています。自分の患者さんが厳しい労働環境で苦労をされ健康を害している姿をみて、私自身、悔しい思いをたくさんしてきました。「診察室の中にいるだけでは患者さんの健康を守れない、現場に行かなければ」という想いから産業医を始めました。
病院での専門である糖尿病内科ではメンタルヘルスに問題を抱える患者さんもおられ、医学的知識に加えて「人」をみることが鍵となります。常に「この方ではどうか」を考えていますが、この視点は産業医業務でも必要であると感じています。型通りの対応も大切である一方で、現場ではマニュアル通りには行かないことも少なくありません。バランスのとれた調整が成功することに非常にやりがいを感じています。
産業医としては、初めて産業医を選任した企業の産業保健活動の立ち上げ支援、産業医や保健師が複数人勤務している大企業、以前の産業医がいわゆる「名ばかり」であり事実上形骸化していた企業の仕切り直しなど、様々な経験があります。業種も下記の通り、多様な有害業務や危険作業のある鉄鋼業を始め、幅広く経験しています。健診判定・事後措置、職場巡視、衛生・健康・産業保健講話、労災発生時の対応、長時間労働者面談、メンタルヘルス不調者への対応、そして総務・人事担当者様への労務管理に対する助言も日常的にさせていただいています。中でも、心身の不調で業務遂行が不十分な状態が継続してしまっている社員様への抜本的な対応の経験は数多くございます。対応後、当該社員様と企業様の双方から感謝の意をいただけることも少なくありません。
意識していることは、決して「会社に来た病院のお医者さん」にならずに、企業の責任や立場、ニーズにも重きを置くことです。産業保健の視点から社員の皆様の健康を守れるよう、企業の安全配慮義務の遵守や事業活動に貢献できるよう、そしてそれ以上の付加価値を生み出せるように活動することです。
法令遵守のその先へ、全力で向かいます。

    

■ 経験業種 ■
東京都区 健康経営支援検討会 委員(医師会代表):東京23区初の取り組み、主に中小企業の健康経営への支援の検討を行う

鉄鋼業関係:鉄鋼業本体試験・分析・研究開発支援、鉄鋼スラグ製造・販売、水ソリューション事業、築炉
建設業:ビル設備管理業、空調設備施工・維持管理業、鉄道・総合設備工事
総合ヘルスケア事業
アミューズメント事業(水族館2館・展望台・物販)、高級ブランド、不動産仲介業、海運業
ITスタートアップ、ファクタリング業、出版業、技術者派遣業、ソフトウェア開発
食品製造・販売業、外食産業、試験・分析・研究開発支援業
小売業、サブスクリプションサービス業、タンクターミナル事業・倉庫業
公立小中学校教員⻑時間労働者面談業務

行政の依頼によるスポットコンサルティング
50人未満の小規模事業場への対応多数

[コメント] 製造業や建設業などの現場も好きです。有害業務や危険作業への対応支援含め多くの経験がございます。さらに多様な業種を経験したいと考えていますので、貴社がどのような業種でも是非ご相談下さい。

資格 ■
労働衛生コンサルタント(保健衛生)
日本医師会 認定産業医
産業保健法学研究会 メンタルヘルス法務主任者・産業保健法務主任者
日本糖尿病学会 糖尿病専門医
日本肥満学会 肥満症専門医
日本病態栄養学会 病態栄養専門医
日本内科学会 認定内科医
ICLS/JMECC(日本救急医学会/内科学会 救急蘇生講習)インストラクター

学歴 ■
慶應義塾大学 経済学部 経済学科 中退
信州大学 医学部 医学科 卒業
東京大学大学院 医学系研究科 生体防御腫瘍内科学講座 代謝・栄養病態学分野 博士課程修了
博士(医学)

■ 職歴 ■
聖路加国際病院 内科
東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科
AGE牧田クリニック(糖尿病専門クリニック) 非常勤医師

他、病院非常勤勤務歴は多数(一般内科外来、専門外来、専門医コンサルテーション対応)
日本製鉄株式会社 東日本製鉄所 嘱託社員(産業医業務)
神栖産業医トレーニングセンター
銀座産業医事務所